ハープは豊かな倍音を持つ楽器で、その音色はとても優しく耳ざわりの良いものです。

ギリシャ神話に登場する吟遊詩人オルフェウスは「彼が竪琴を弾くと森の動物たちや木々や岩までもが彼の周りに集まって耳を傾けた」と言われたそうです。このようにハープは古代から不思議な力を持つ楽器として神話に登場しています。        

ハープといえば金色の豪華なハープを思い浮かべる人も多いと思いますが、ハープにはグランドハープという大きくてペダルのついたタイプと、もう少し小さめでペダルではなくレバーで操作するタイプがあります。

私が持っているハープはレバータイプのもので、36弦のレバーハープと、持ち運びに便利な25弦の小型ハープ、そして更に小さくて軽いおとつぶハープ15弦(軽量メープルタイプ)です。レバータイプでも色々なメーカーで様々なタイプのものが作られていて、値段も様々です。

レバーハープの特徴として、レバーをその調に合わせてセットしたらピアノなどに比べて間違えた音を弾くことがないということがあります。なので初心者でも習得しやすく、即興演奏も楽にできます。

また音色自体がとても美しいので、あまり難しくないシンプルな曲を弾くだけでもとても癒される楽器です。

欧米では小型のハープが沢山作られていて、その中にはセラピーハープという種類のものもあり、定年後や子育てが終わった後の人達などもハープセラピーを学び病院やホスピスなどでハープセラピストとして活動をしているのだそうです。

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